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暗闇の向こう側

第1章 闇は深い

相葉side

事務所が提示する罰を受けると返事をした。

チーフマネージャー「あとみんなに説明するから呼んできて、5分後に部屋に入ってね」と担当マネージャーに向かって話し、担当マネージャーが部屋から出て行った。

5分後…?なんで…

チーフマネージャー「みんなが来ない内に聞いておきたいんだけど、どのジュニアに手を出してるの?誰?」

そう言うことか…

相「〇〇と〇〇です」

チーフマネージャー「バックの子ね、全く…。悪いのはあなただけど、あの子らには異動してもらうわ。どこからか話が漏れても困るから。それと携帯は処分しなさい」

相「あいつら別に関係ないでしょ!」

チーフマネージャー「あなたがその気がなくても、向こうは?これ以上は一緒に行動させない処置よ」

相「そんな…」

チーフマネージャー「そのあたりは上手くやるわよ、ただあなたが手を出さなければ、こんなことにはのらなかったのよ。上手く別れなさいよ」

俺が適当に遊んだばかりで…。

チーフマネージャー「嵐が及ぼす影響は凄いのよ。自覚しなさい。あと、ゲイでもバイでもいいけど、絶対にバレないようにしてね、注意したわよ」

5分後にみんなが楽屋に入ってきた。それぞれ、自分の椅子に座る。
みんなが揃ったところでチーフマネージャーが結果を説明した。みんな、安心したみたいで顔が緩んだ。

チーフマネージャー「彼女作ろうと構わないけど、くれぐれも週刊誌にだけは気をつけてね。揉み消しするのに本当に大変なんだから」

みんな、返事はしないが痛いほど分かってる。有名税にしても代償はデカすぎやしないかと思ってしまう。

松潤「今日はこれで終わっていい?」

智「てっぺん越えたくない、帰ろ!」
大ちゃんは本当に嫌そうな顔をしてる。

チーフマネジャー「キリがいいならいいわよ」

松潤「なら、終わろう!また明後日ね」

チーフマネージャー「明日は個人の仕事だからよろしくね」そう言って出て言った。楽屋にはメンバーだけが残った。

大ちゃんが側に寄ってきて
智「無事に解決して良かったね」
肩を叩いてくれた。

相「みんな、迷惑かけて本当にごめんね」
俺はみんなに頭を下げた。

ニノ「お前、本当に心配したんだからな。なんか奢ってよ」

智「焼き肉」
みんな、大ちゃんの発言にびっくりしながらも笑いが起きた。



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