暗闇の向こう側
第2章 向こう側は…
相葉side
いきなり過ぎたかな、回答に困ってる。
智「別荘ってこと?」
相「そんな大層なもんじゃなけど…、趣味ないから部屋に居ても落ち着かなくて。庭とかあれば癒されるかもしれないけど、東京でそんなとこ借りれないし。千葉の海の近くにも部屋かりて休みの日はそこで過ごせたらなって…」
智「いいとは思うけど、事務所が許してくれないかも…」
大ちゃんの言うことはもっとだ。事務所の許しがないと俺らは何もできない。
相「そうだよね。理想だよ、海の近くとかは癒されそうだなと思って。大ちゃんも釣りできるよ」
心配そうな顔で俺の顔を見ている。
智「今の生活がしんどい?息詰まる?」
相「いや、そんなことないけど…」
智「今度、休み合わせてどっか行こうか?」
また気を使わせてるな…。こんなんだから大ちゃんは俺を好きって言ってくれてるだけなのかもしれない…。
相「大ちゃん、コンサート終わったら次ドラマじゃん」
智「1日ぐらいはなんとかなるよ。釣りして温泉入ってとかは?」
叶うかわならない約束だな…。ビールも飲み終わってしまった。
相「休み取れたらだね」
眠そうにしてるから帰ろう。
智「忙しいのは俺より相葉ちゃんだよ」
個人の仕事は俺の方が多いけど、大きな仕事が決まるのは大ちゃんのほう。休みを合わせるだけでも大変だろうな。
できるかわからない話は置いておこう。
相「飲み終わったから部屋戻るよ」
智「もう帰るの?」
この人は無意識にこんなこと言うんだよな、小悪魔だよ。眠そうなのに溶けたようなフニャっとした顔で見てくる。
可愛い過ぎなんだよ。
相「大ちゃん、寝そうだし。部屋戻るね」
智「わかった」
テーブルのお菓子やビールの空き缶などをコンビニのビニール袋に入れて片付けして、ゴミ箱に入れた。
ドア前まで見送りに来てくれる。
相「また、明日ね」
智「おやすみ」
抱きしめてキスしたい…ドアノブに手をかけてまま、無言で立ち竦んでしまう。
そうしたら、大ちゃんが俺の背中に抱きついてきてきた。
相「えっ!」
智「おやすみのキスでしょ?」
気持ちを読まれてる…恥ずかしい…。
中学生以下だな。
相「いいの?」
智「いいよ」
笑顔に心を打ち抜かれてしまった。
いきなり過ぎたかな、回答に困ってる。
智「別荘ってこと?」
相「そんな大層なもんじゃなけど…、趣味ないから部屋に居ても落ち着かなくて。庭とかあれば癒されるかもしれないけど、東京でそんなとこ借りれないし。千葉の海の近くにも部屋かりて休みの日はそこで過ごせたらなって…」
智「いいとは思うけど、事務所が許してくれないかも…」
大ちゃんの言うことはもっとだ。事務所の許しがないと俺らは何もできない。
相「そうだよね。理想だよ、海の近くとかは癒されそうだなと思って。大ちゃんも釣りできるよ」
心配そうな顔で俺の顔を見ている。
智「今の生活がしんどい?息詰まる?」
相「いや、そんなことないけど…」
智「今度、休み合わせてどっか行こうか?」
また気を使わせてるな…。こんなんだから大ちゃんは俺を好きって言ってくれてるだけなのかもしれない…。
相「大ちゃん、コンサート終わったら次ドラマじゃん」
智「1日ぐらいはなんとかなるよ。釣りして温泉入ってとかは?」
叶うかわならない約束だな…。ビールも飲み終わってしまった。
相「休み取れたらだね」
眠そうにしてるから帰ろう。
智「忙しいのは俺より相葉ちゃんだよ」
個人の仕事は俺の方が多いけど、大きな仕事が決まるのは大ちゃんのほう。休みを合わせるだけでも大変だろうな。
できるかわからない話は置いておこう。
相「飲み終わったから部屋戻るよ」
智「もう帰るの?」
この人は無意識にこんなこと言うんだよな、小悪魔だよ。眠そうなのに溶けたようなフニャっとした顔で見てくる。
可愛い過ぎなんだよ。
相「大ちゃん、寝そうだし。部屋戻るね」
智「わかった」
テーブルのお菓子やビールの空き缶などをコンビニのビニール袋に入れて片付けして、ゴミ箱に入れた。
ドア前まで見送りに来てくれる。
相「また、明日ね」
智「おやすみ」
抱きしめてキスしたい…ドアノブに手をかけてまま、無言で立ち竦んでしまう。
そうしたら、大ちゃんが俺の背中に抱きついてきてきた。
相「えっ!」
智「おやすみのキスでしょ?」
気持ちを読まれてる…恥ずかしい…。
中学生以下だな。
相「いいの?」
智「いいよ」
笑顔に心を打ち抜かれてしまった。