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図書委員のエッチな当番日誌

第7章 初めてのプレゼント

「…暇だねぇ…」

あたしと一緒にカウンターの前に座って。

二人ほど勉強をしている人を眺めながら、能城さんがぼやきだした。

「いっつもこんな感じ?」

「え…と。テスト前はほぼ満席でしたよ?」

「けど、本を借りには来なかったんじゃない?」

「そうですね。少なかったかも…」

「ふぅん…」

能城さんは背もたれにもたれて、首をグルンと回すと

「いつも天ヶ瀬と何してんの?」

「え!?」

想定外の問いに、頭が真っ白になる。

目を見開いたまま能城さんを見てると

「こんだけ暇なのに、何の仕事してるのか不思議なんだけど…何でそんな驚くかなぁ?」

「あ…あはは」

笑って誤魔化すけど…能城さんの目が鋭くなっていく。

「…分かった」

どくん!!

「栞ちゃん、天ヶ瀬と2人で」

どくん、どくん、どくん!

「サボッてんだろ」

…へ?

「やっぱりな~。そんなに仕事なんかないと思ってたんだ」

一人で納得してる能城さんにホッとした。

…良かった…!

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