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図書委員のエッチな当番日誌

第7章 初めてのプレゼント

「そういう事なら」

能城さんはにやりと笑うと、椅子から立ち上がって

「天ヶ瀬来るまで、一人でも大丈夫だよね?」

小首を傾げて確認をとられた。

「え…はぁ…まぁ…」

「じゃ、俺、帰る」

「え?」

能城さんの行動に、ぽかんと彼を見つめると

「だって、俺いても何もすること無いし」

お手上げ、とばかりに両手を広げて見せた。

「じゃあ、栞ちゃん。またね」

そう言い残すと、さっさと出て行ってしまった。

「え~」

あたしはぽかんとして、能城さんが出て行ったドアを茫然と見続けた。

能城さんって…どういう人なの!?

『あいつ、去年もまともに当番に来たことないみたいだし』

そう言えば天ヶ瀬さんが前にそんな事言ってた。

とりあえず顔は出したよって…そんな感じ!?

「いい加減な人…!」

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