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図書委員のエッチな当番日誌

第7章 初めてのプレゼント

その後、天ヶ瀬さんが来た。

「ごめん!今日委員会だったの忘れてて!」

懸命に謝ってくれる姿に、やっぱり素敵な人だと再確認してしまう。

能城さんの後だから、なおさらだ。

「さっき、能城さんが来ましたよ?」

「へぇ。ようやく当番に来る気になったか。…で?どこに?」

図書室を見渡す天ヶ瀬さんに、あたしはため息をついて

「もう帰りました」

「…は?」

そうだよね。

その反応になるよね。

「する事ないからって」

「あいつ…相変わらずだな」

苦笑いを浮かべる天ヶ瀬さんに、あたしは口を尖らせて

「当番の仕事に興味ないみたいで、暇だ~って文句言ってばっかりでした」

「そっか。興味ない…ねぇ」

小さく笑いを浮かべて、天ヶ瀬さんはあたしの耳元に口を寄せると

「僕も、当番より栞に興味があるかな」

色気のある声で囁かれて、背筋がゾクッと震えた。

「なんてね」

くすっと笑われて、からかわれたんだと分かって

「…もうっ!!」

上気した頬を隠すように下を向いた。

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