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図書委員のエッチな当番日誌

第8章 初めてのセックス

お姫様だっこで運ばれて、カウンターに座らされた。

え…っと?

カウンターに腰かけたせいで、天ヶ瀬さんと近い高さで見つめあえて。

それはそれで、普段と違って気恥ずかしい。

照れて顔を伏せると、天ヶ瀬さんが

「今さら照れてるの?あんなに熱烈なお誘いしてくれたのに」

あたしの首筋を指でスッと撫でた。

「ひゃっ!?」

ビクンと体を震わせると、クスッと笑われた。

「慣れない反応も可愛いけど」

くいっと顎を上げられて、天ヶ瀬さんと視線が絡んだ。

……え?

見上げた天ヶ瀬さんの表情は、今までの優しい微笑みじゃなくて…

「じきにそんな顔もしなくなるんだろうね」

肉食獣が獲物を見据えた時のような、冷酷な…

でも、燃えるような強い瞳。

その視線の強さに、目が離せない。

引き込まれるように、じっと見つめることしか出来ない…

天ヶ瀬さん…?

どくんどくんと自分の心臓の音が早くなっていく。

「栞の『初めて』、もらうね」

天ヶ瀬さんはそう言って目を細くした。

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