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図書委員のエッチな当番日誌

第8章 初めてのセックス

クスッと笑うとあたしの頭を撫でてくれて

「嫌だったら正直に言って」

あたしがこくんと頷くと、微笑んで、顔を近づけてきた。

キス…?

ドキドキしながら目を閉じると…

コツン

おでこに軽く何かが当たった。

ビックリして目を開けると…天ヶ瀬さんが物凄く近いところにいて。

天ヶ瀬さんと、おでこコツンしてる。

恥ずかしくて照れるのに…嬉しい。

思わず笑みをこぼすと、天ヶ瀬さんからも笑い声がした。

天ヶ瀬さんの声を聞くと安心する。

この人になら任せても大丈夫だって思える。

天ヶ瀬さん…大好き。

天ヶ瀬さんの背中に手を伸ばし、ぎゅっと抱き締めて

「天ヶ瀬さん…お願いします…」

かすれるほど小さな声で囁くと、天ヶ瀬さんがふっ…と短く息を吐いた。

「分かった」

短く、それだけの返事。

だけど、その直後にしてくれたキスが、何よりも思いの深さを表してるように感じた。

唇を割って入ってきた舌に、口内を探られて…。

こんな激しいキス、初めて。

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