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ふたり、溺愛中

第6章 甘えて、甘えさせて

「優、どうしたの?」



「えっ、あ…ううん!」




意識すればするほど、ドキドキしちゃう。

て言うか、そんな事を意識してるなんて思われたら恥ずかしいもん!

早く、着替えさせてあげなくちゃ。






「そうだ優。
着替えもだけど、汗も拭いてくれるかな。
ベタベタ気になっちゃって」



「あ…うんっ、わ わかったよ!」




なんて応えつつ、逃げるようにタオルを取りに行ったものの。


ベッドに戻ってきて、もっと過酷な試練が待ち受けている事に気付いたのだ。






(あ 汗を拭くって、どこまで拭けばいいのかなっ)




何だか、またしても自分がヘンタイなのかなとか、そんな事を考えてしまう。


もぉ、私のバカ!
だから、悠さんが苦しんでる時に、何考えてるのよぉ!/////






「え えっと、じゃあ前から拭くねっ」



「うん、ありがとう」





なるべく下が隠せるように、私はバスローブの中に手を入れるようにして悠さんの胸元からお腹の辺りをタオルで拭いてあげた。






(たくましい身体とか、意識しちゃうから見たらダメだもんねっ///)




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