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ふたり、溺愛中

第6章 甘えて、甘えさせて

「うん、これできれいになったね」



「ありがとう、優。
お陰で、すごく気持ちいいよ」





お布団の中で柔らかい笑みを見せてくれた悠さんに、ドキンとした。


で でもそんなの、夫婦なんだから当たり前だもんね。




なのに…何だろう。
さっきからずっと胸はドキドキ、顔はポカポカしてるの。

あれ?
私、まだ悠さんの事、意識してるんだぁ///







「優、どうしたんだい?
顔が赤いよ」



「え…」






「もしかして、具合い悪いとか?」




ベッドから起き上がった悠さんは、私のおでこに手をあててくれた。



その時、バスローブの合わせから見えた悠さんの胸元にドキンとする。





「ちょっと熱っぽいね。
もしや、僕のが移っちゃったのかな」




「私は大丈夫だよぉ///
ゆ 悠さんは寝てなきゃ!」




「僕の方は、だいぶ調子いいんだよ。
だって、優が懸命に看病してくれたからね」




なんて言いながら、悠さんは私の腕を引いてベッドの中にと招いた。


それからベッドサイドに置いてるお水のグラスを口に含むと、そのまま私の口を塞いだの。





______ゴクリ





「…だから今度は、僕がお返しする番だね」










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