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ふたり、溺愛中

第8章 休日に、ふたりだけの甘い時間を

さすがに夜の寝る前じゃないからバスローブは着ないけど、服に着替えて濡れた髪をタオルで拭きながら、私は先に脱衣場から出た悠さんを探した。






「あ、悠さん」



リビングにもダイニングにもいなくて、どこに行ったのかなと思っていたら、ベッドルームにいた悠さん。

メールでもしてたのか、ケータイを持ったまま立っていた。





「…優……」



「悠さん、あのね、お願いがあるんだけど…」





あれ、何だろう?
何だかさっきまでとは表情が違うような気がした。



あの柔らかい笑みはまるでないし、まるで何か考え事でもしてたみたいな?







「ごめん、優。
ちょっと、先に謝らなきゃいけなくなったよ」



「え?」




急に、どうしちゃったんだろう。

謝るって、悠さんが私に謝らなきゃいけない事って何なのかなぁ。







「折角、今日は優との時間をたっぷり過ごそうと思って休みを取ったんだけどね。
今から仕事が入っちゃったんだ」




「えっ、お仕事なの?
今から? 何時まで?」





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