テキストサイズ

ふたり、溺愛中

第10章 思いきり、愛してあげるの!

「ん…優……?」



ゆっくりと目を開けた悠さんが、顔を覗きこむ私に気が付いた。




「どうしたんだい、そんな顔して」


「えっ」



「何だか浮かない顔してるよ」



「______っ」





私が疑ってるの、悠さんに気付かれちゃったのかなっ

でもそんな事がバレたら、もしかして私たちもう……………っ








「…やっぱり、寂しかったんだね」



「えっ、あ……っ」





ふわっと肩を抱きよせられたかと思うと、いつの間にか私の背中はベッドに沈められ、その上に悠さんが覆い被さってきた。






「良かった、丁度良いタイミングで目が覚めて。
今ならまだ、ゆっくり優を抱く時間があるからね」





「ぁ…んっ//」








甘い甘いキスで唇を支配され、気持ちよくなっちゃう。


あ…やっぱり、悠さんのキスは大好きっ






「ん…優の匂いがする。
もっと、嗅がせて」



「ぁんっ//」





首すじにもキスをされ、くすぐったくて身体がピクンと震えた。

胸もドキドキし始めて、何だか熱くなってくるの。





「ここも…ここも…。
もっと、もっと優を感じたいんだ」




「ぁ ぁ あぁんっ////」










ストーリーメニュー

TOPTOPへ