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ふたり、溺愛中

第10章 思いきり、愛してあげるの!

さっきほどの激しさはなく、今度はゆっくりゆっくり優しく動いてくれてる悠さん。


これならすぐにイっちゃう事はないけれど、でも中の気持ちいいところが擦れて、ついつい腰がよがっちゃうの。





「どう、気持ちいい?」



「うん。
こういうのも、好き」



「よかった。
ゆっくり楽しもうね」



「ん」






手と手を繋いで、また指をキュッと絡ませるの。

そうしたら普通に手を繋ぐよりも、ずっとくっついてるみたいで、すごく悠さんを感じるんだよ。






「ね、悠さん。
また、このままキスして」



「いいよ。
ほら、口を少し開けて」



「ぁんっ」





唇と唇を合わせ、開いたところからは舌を滑り込ませ中で絡め合わせるの。


お互いのだ液は行き来して、啜り合って。



そう、いっぱい触れて、まるでひとつになれるようにね。




だって、好きで好きでたまらないの。

もういっそ、ひとつに溶け合えちゃえばいいのに。








「ん…優、締まってきてる」




くちゅ くちゃ くちゃ ぷちゅっ



ユサユサと悠さんが絶えず動くから、次第に私もいやらしい露が溢れてきた。



どんなにゆっくりでも、気持ちよくされたらまたイっちゃう。





「悠さんっ、もぉ私…………っ」




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