ふたり、溺愛中
第12章 その婚姻届は、間違いだよね?
「ありがとうございます!
ピンドンタワー入りましたー!!」
席に着くや否や、誰かの大きな注文でもあったのかマイクパフォーマンスや特別なBGMで、お店は賑わっていた。
ガラガラと錐に並んだグラスのタワーが運ばれてくると、何人ものホストさんが総動員で躍りだす。
その中央では………
「___________っ」
高く積まれたグラスの上から何本ものお酒のボトルを注ぐ悠さんがいた。
(さっき見た時とは違う、お仕事で着る紫色のスーツ姿だ)
「姫様!」
「姫様!」
「キングに」
「キングに」
「「シャンパンありがとーう!!」」
まわりのホストさんたちのかけ声と共に、一番上のグラスを手に取った悠さんが、そのグラスを高く掲げながらグイグイっと一気のみしたの。
「ありがとう、ごちそうさま!
今夜も姫君に最高の夢を!!」
ワァァっと、ホストさんたちの歓声やお客さんである女性の拍手で大きな盛り上がりを見せたホストクラブshion。
あまりの賑わいに、来て早々既に酔いそうになってきたんだけど。
「…やっぱスゲェなぁ」
「……」
そんな様子を、煌さんだけはキラキラした目で見ていたの。
ピンドンタワー入りましたー!!」
席に着くや否や、誰かの大きな注文でもあったのかマイクパフォーマンスや特別なBGMで、お店は賑わっていた。
ガラガラと錐に並んだグラスのタワーが運ばれてくると、何人ものホストさんが総動員で躍りだす。
その中央では………
「___________っ」
高く積まれたグラスの上から何本ものお酒のボトルを注ぐ悠さんがいた。
(さっき見た時とは違う、お仕事で着る紫色のスーツ姿だ)
「姫様!」
「姫様!」
「キングに」
「キングに」
「「シャンパンありがとーう!!」」
まわりのホストさんたちのかけ声と共に、一番上のグラスを手に取った悠さんが、そのグラスを高く掲げながらグイグイっと一気のみしたの。
「ありがとう、ごちそうさま!
今夜も姫君に最高の夢を!!」
ワァァっと、ホストさんたちの歓声やお客さんである女性の拍手で大きな盛り上がりを見せたホストクラブshion。
あまりの賑わいに、来て早々既に酔いそうになってきたんだけど。
「…やっぱスゲェなぁ」
「……」
そんな様子を、煌さんだけはキラキラした目で見ていたの。