ふたり、溺愛中
第12章 その婚姻届は、間違いだよね?
煌さんからびっくりするような話を聞き、私は改めてもう一度あの女性の方を見てみた。
悠さんの隣で気高く笑いながら、グラスのお酒を飲んでいる。
確かにお金持ちっぽい容姿から、車や時計は買えそうかもしれないけど…でもマンションとかプレゼントして、どうするんだろう。
え、いま住んでる所がそのマンションじゃないよね!?
「煌さんも、マンションをプレゼントされたりしたんですか?」
「ええっ、まさかぁ!!
でも、いつかそのくらいの…うん、ナンバーワンホストになれたらって、夢見てるんです」
「あ……」
素人の私には話の次元の違いに付いていけなかったけど、やっぱりホストさんにとっては違うんだね。
そうやって、お客さんに貢いでもらえるような、高いお酒を注文してもらえるような人気ホストになる事を目指してるんだぁ。
「おれ、まだホストになって日も浅いんですが、でもおれもいつかオーナーみたいなカリスマホストになるのが夢なんです」
「煌さん…」
「この"煌"って源氏名も、キラキラ輝くナンバーワンホストになれるようにって、そんな想いが込めてあるんですよ」
「____________…」
悠さんの隣で気高く笑いながら、グラスのお酒を飲んでいる。
確かにお金持ちっぽい容姿から、車や時計は買えそうかもしれないけど…でもマンションとかプレゼントして、どうするんだろう。
え、いま住んでる所がそのマンションじゃないよね!?
「煌さんも、マンションをプレゼントされたりしたんですか?」
「ええっ、まさかぁ!!
でも、いつかそのくらいの…うん、ナンバーワンホストになれたらって、夢見てるんです」
「あ……」
素人の私には話の次元の違いに付いていけなかったけど、やっぱりホストさんにとっては違うんだね。
そうやって、お客さんに貢いでもらえるような、高いお酒を注文してもらえるような人気ホストになる事を目指してるんだぁ。
「おれ、まだホストになって日も浅いんですが、でもおれもいつかオーナーみたいなカリスマホストになるのが夢なんです」
「煌さん…」
「この"煌"って源氏名も、キラキラ輝くナンバーワンホストになれるようにって、そんな想いが込めてあるんですよ」
「____________…」