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ふたり、溺愛中

第3章 お風呂でプチらぶ拷問!?

私がもたもたしながら脱いでいたおかげで、浴槽のお湯はもう半分以上溜まっていた。



「ふふっ、また緊張してるだろ?」


「だ だってぇ///」



お互い裸になってバスルームの中に入ると、ほんのり湯気が立っていた。

少しでも身体が湯気で隠せたらとか思ってみたけど、これくらいじゃあんまり役にたってないのが側の小鳥遊さんを見てわかった。




「優の身体は、もう昨日全部見たから知ってるよ」


「た 小鳥遊さぁん///」


「ほら、身体流そう。
そこ座りなよ」



ニコりと笑みを見せる小鳥遊さんに促され、私はバスチェアに腰をおろす。





「心配しなくても、変なことしないよ」


「べ 別にそんな心配してないもんっ」




昨夜は私が変な妄想した事を白状したものだから、今もそういう風に思われてたのかなぁ。

やらしい女なんて思われたらやだよぉぉ。






「僕が洗ってあげるね」


「あ、はい。お願いします…」






本当に変な妄想してると思われたくなくて、私は抵抗せずに小鳥遊さんの言われるままに従った。


すると、本当に変なことなんて何もなく、小鳥遊さんはふつうに私の背中を丁寧に流してくれたのだ。





(やっぱり、私ってヘンタイなのかなっ
ひとりで騒いでるみたいだぁ)




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