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ふたり、溺愛中

第3章 お風呂でプチらぶ拷問!?

――――ぴちょん


天井から落ちてきた冷たい滴が、背中に落ちた。



目の前には、私をジッと見つめる小鳥遊さんのきれいな顔。

濡れた前髪が目の前に垂れ、水も滴るいい男じゃないけど様になってる。…なんて言ってる余裕はないんだけど。




「へ 変なこと…て…?」


「ん?
それは…教えてあげないよ」



「えぇぇっっ」




ニタリとちょっぴり意地悪そうな笑みを見せた小鳥遊さんに、ドキンと胸が跳ねる。




「優、どうするの?
僕を名前で呼んでくれる?」


「よ 呼ぶけどぉっ
ちょっと待って」


「だめだよ。今、ここで呼んで」


「~~~~~/////」





あーん、急に名前だなんて恥ずかしいよぉ。

それも、今ここって、裸でお風呂の中に二人きりなんだよ!





「呼んでくれないの?
じゃあ、お仕置きしちゃう」



「えっ、ぁっ」





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