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ふたり、溺愛中

第4章 幸せな贈り物

「お待たせ。
買ってきたよ」



「わぁ!」



立派な紙袋に入れられたそれを見て、またしてもテンションが上がった。


今夜は、いよいよ私のバスローブデビューだぁ!


どんな着心地なのかなぁ。
早く夜になってお風呂に入りたいな。

これを着て寝るのも、気持ち良さそうーっ





「優、随分嬉しそうだね。
顔がにやけてる」



「えっ、顔が!?///」



「さては、今夜の事を妄想してたね?」




ひゃーっ
悠さんにバレバレだったみたいだ!

私、そんなにニヤニヤしてたのかなぁ///
ひとりで恥ずかしいよぉ。





「…なんて、僕も実は楽しみにしてるんだよね」



「え?」



そんな赤くなった私の顔を覗きこむように見上げてきた悠さんは、フッと柔らかい笑みを見せた。

私の大好きな悠さんの顔だ。




「今夜そのローブを着た優を、早く抱きたいなって」



「――――――――っ///////」





そんな事まで考えなかった!

でも確かに、悠さんの言う通りだもんね。



今夜このバスローブを着て悠さんと………






「…………………うん////」





恥ずかしいけど、やっぱり私も楽しみかもしれない。



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