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ふたり、溺愛中

第4章 幸せな贈り物

「優」


「ん……」





ふっと顔を上げた悠さんに引き寄せられたかのように、私たちは唇を重ねた。


優しくって、あったかくて、いっぱい愛してくれてるのがわかる、そんなキスだったの。





「ん、優…」


「ひゃっ」



グイと身体を引き寄せられ、そのまま背中をベッドにつけさせられた。

その上で、悠さんが肘を立てるようにして私に覆い被さる。






「今日の優は一段とかわいい」



「ん…」




今度は私の頬や耳の端に唇をあてられ、たくさんキスをしてくれた。





「かわいくて、とてもセクシーだ」



「ぁ…」





左右を重ね合わせたバスローブの襟口から手を入れられ、悠さんの手が私の素肌に触れた。



胸もとからゆっくり撫でられて、膨らみを優しく包み込む。


それからだんだんと手のひらの中で揉まれながら、一番敏感な先を指先でキュッとつままれた。




「あんっ」



「そのかわいい声も、愛おしくって堪らないね」



「ん……ぁ っ」




せっかく初めて着たバスローブなんだけど、腰に巻いていた紐をスルスルと解かれ、身体を覆っていた前を開くと手で覆っていた胸にもキスをしたの。





「今夜は、一晩中優を抱いていたい。
僕をたくさん感じてね」






そう言うと悠さんも腰の紐を解き、バスローブを身体から取り払った。






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