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ふたり、溺愛中

第5章 ひとりぼっちで×××

ふらりと、誘われるようにベッドルームに来た。


パタリとベッドに倒れ込むと、ギュッとシーツを掴む。




…ここに来れば、一番悠さんの匂いがするの。

日は浅くても、この部屋での甘い思い出は他よりも強いんだぁ。










______『かわいい、優』




そう言って、柔らかい笑みを見せてくれた。





______『優の全てを、愛させて』




恥ずかしいところも、みんな晒して愛してもらった。
だって、夫婦ふたりだけの時間だもん。

すごく気持ちよくて、すごく幸せな時間だったなぁ。











ふと、胸の上に手を乗せると、その先をキュッとつまんでみた。




「……んっ」




するとビクンと身体が震え、思わず変な声も出てしまった。





「…や やだなぁ。何やってんだろ私っ///」







ひとりで変な事して恥ずかしいなと思いながらも、別に誰かに見られてるわけじゃないんだからと思い直す。





「……………………………」






だったら、ちょっとくらい変な事してもバレないよね…?




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