ふたり、溺愛中
第6章 甘えて、甘えさせて
改めて悠さんのおでこに手をあててみる。
「わわっ、これ絶対お熱あるよ!」
自分のおでこを触り比べなくてもわかるくらい、悠さんのおでこは異常に熱かったの。
顔をよく覗きこんでみると、頬は少し紅潮していて息も熱い。
悠さん、朝が弱いんじゃなくて、風邪引いて起きれなかったんだぁ!
「大変!
大丈夫!? 悠さんっ」
「ん………」
身体がキツいのか、まともに返事も返ってこない。
やっぱり、昨夜裸のままシーツを掃除したせいなのかなっ
て言うか、病院に連れて行かなくちゃ?
あーん、でもこの辺りの病院とか、よく知らないしっ
ええと、ええと………っ!!
「優…………」
「悠 さん……?」
ギュッと手首を握られ、ハッとする。
悠さんは顔を上げると、赤い顔をしたままふわっと笑った。
「…大丈夫だよ。
ちょっと休んでたら、すぐ良くなるから…」
「でもぉ!」
「昨夜は、ちょっと夢中になりすぎちゃったね…」
なんて言ってるけど、病院に行かなくていいのかなぁ。
もし大変な病気だったらどうするのっ
「わわっ、これ絶対お熱あるよ!」
自分のおでこを触り比べなくてもわかるくらい、悠さんのおでこは異常に熱かったの。
顔をよく覗きこんでみると、頬は少し紅潮していて息も熱い。
悠さん、朝が弱いんじゃなくて、風邪引いて起きれなかったんだぁ!
「大変!
大丈夫!? 悠さんっ」
「ん………」
身体がキツいのか、まともに返事も返ってこない。
やっぱり、昨夜裸のままシーツを掃除したせいなのかなっ
て言うか、病院に連れて行かなくちゃ?
あーん、でもこの辺りの病院とか、よく知らないしっ
ええと、ええと………っ!!
「優…………」
「悠 さん……?」
ギュッと手首を握られ、ハッとする。
悠さんは顔を上げると、赤い顔をしたままふわっと笑った。
「…大丈夫だよ。
ちょっと休んでたら、すぐ良くなるから…」
「でもぉ!」
「昨夜は、ちょっと夢中になりすぎちゃったね…」
なんて言ってるけど、病院に行かなくていいのかなぁ。
もし大変な病気だったらどうするのっ