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君とずっと

第4章 衝撃



〔in テニスコート〕


「ねぇ、絢音」

「ん?何?」

「まったく見えないんだけど」

「あ、それあたしも同意する」


私たちは一番後ろで立ち尽くし、盛り上がる人達を見ていた



「西崎くん見に行っていいかな」

「いいと思う、あたしも体育館行って来る」

「バスケ?」

「うん、駿[スグル]に見に来いって言われててね」

「ふ〜ん、じゃっ行こっか」

「うん」



私たちはそれぞれの目的の場所へ向かった




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