テキストサイズ

君とずっと

第5章 気持ち





「そんな冗談やめてよ〜」


私は笑って乗り切ろうとしたが沢村くんは悲しそうな顔をした


「沢村……くん?」

「冗談じゃないよ、今日は一緒に帰れなかったし」


沢村くんはまっすぐに私を見つめて言った



「………」

「健、ご飯」

「じゃっまた明日ね」

「あ、うん、バイバイ」


沢村くんはお母さんに呼ばれて行ってしまった



(まさか、沢村くん……)




ストーリーメニュー

TOPTOPへ