
君とずっと
第5章 気持ち
〔次の日 朝〕
「じゃあ、僕は部活行くね」
「うん、頑張って」
「沢村」
突然後ろから声がした
「に、に、西崎くん!?」
「あ……天海」
2人は少し気まずそうだ
「え?2人ともどうしたの?」
沢村くんは私たちの様子を不思議そうに見ている
「沢村には関係ない、でも沢村には話がある」
「え?僕に?」
「ちょっと来い」
「あ、うん」
「天海は先に教室行ってろよ」
「………はい」
そうして西崎くんは沢村くんを連れてどこかへ行ってしまった
「行っちゃった……てか、西崎くんってたまに口悪いんだよね〜」
