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君とずっと

第6章 告白





「あなたたちの考え方はおかしい、狂ってる」


会長、落ち着いてください!
問題を起こしたらヤバいです!

と、周りの人に押さえられて会長さんは落ち着いた



「健様を守って何が悪い!!」

「はぁ〜……本当に呆れます。別にその考えを否定してるわけじゃないんですよ」

「じゃあ、何がいけないって……」


私は一息ついて言った



「その考えを他人に押し付けるのが気に食わないってこと、私はファンクラブに入ってないんだから健くんと何したっていいはず」

「うっ……」


会長さんが一歩下がった



「あと、健くんも1人の人間であり、ものではない。"私たちの健様"という考えは健くんの自由を奪ってるんじゃないですか?」



ファンクラブの皆さんは言葉を失っていた



「お、覚えてなさい!!」


そう言って、ファンクラブの皆さんは校舎の方へ走って行った












それからの記憶はない



私が目を覚ますとカーテンに囲まれたベッドで寝ていた

薬っぽい臭いがする

保健室のようだ





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