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薔薇寮の淫

第7章 心が悲鳴をあげた時

・横尾side

横「言わないなら太輔を」

北「まっ…待て‥言うから…よ」

横「ふっ、じゃあもう一度だけ聞く気持ちいいんだろ?ニコッ」

北「くっ、ううっ、きっ、気持ち…クッ」

横「ちゃんと最後まで言葉に出して言わないか」



更に追い討ちを掛けるかのように手のスピードを早めてく。



北「うあっ、あっ、あっ、いっ、気持ちいいってば、あっあぁーっ」



ふっ、ちゃんと言えるじゃん。



北「くっ、あっ、はぁ」



―が、これでお前は自分で認めてしまったことになる

もう俺が与える快感からは逃れることが出来ない。



横「いい子だ、じゃご褒美をあげよう ニヤッ」

北「‥‥っ」



それから、そう言うと俺はある物を取り出し。



北「なんだわ、それ」

横「これか?これはなぁ、こうするもんさ」



カチッ!



北「ちょっ、変なもん付けるんじゃねって」

横「リングといって付けている限り、イクことができないという便利なしろもんがあるのを知っているか?これがそう」

北「なっ」



さぁミツこれからが本番だ

イカせて貰いたかったら、俺に服従するしかない。

じゃなきゃ延々と快楽地獄が続いてく。

お前が素直になるまで。

それはこのあとジワジワと攻め立てて行くことでミツを追い詰め。

その意固地な性格を崩し。

太輔への想いを前へ、引き出すことが目的だった。

かなり手荒なやり方だったが…

そうでもしなければこいつは自分の気持ちを認めたりはしないから。

その為なら俺はどんなことでもするつもりでいた。

憎まれるのを覚悟の上で―





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