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薔薇寮の淫

第7章 心が悲鳴をあげた時

・北山side

横「だからってやめるわけにはいかないし」



おまえ本当は、こんなことするの不本意なんじゃないの?

だったら―



横「ごめんなミツ」

北「横…尾‥さん?」



が、そのとたんイキなり。ズブッ!



北「んああっ」

横「そのままジッとしてろすぐ終わらせてやる」



ズブブッ!



北「ひっ、やっ…だ‥っ…あっ‥くぅーっ」

横「それでもこうするしかないんだ!クッ」



ズブン!



北「うわぁーっ、嫌だってばぁ」

横「もう無理だお前は俺のをしっかりとくわえ込んでしまっているんだから」

北「…うっ‥あっ…うっ‥わあぁーっ」



藤…ヶ谷‥ズキン!

否応なしに受け入れてしまったその感触が。

俺の心を締めつけ、悲鳴をあげる。



北「…っあ‥ううっ…」



胸が苦しい、なんでだよ。



横「だから泣くなって言ってるだろ、クッ」



誰か…教えてくれ‥って。



横「ふぅーっ」

北「うう…うううっ‥」

横「おまえ」

北「ヒクッ…っ‥くっ…」

横「マジで可愛いくて堪らない、フッ」

北「‥‥っ」



ギュッ!

でも次の瞬間、横尾さんは俺のこと抱きしめて来て。



横「仕方がない今日は外してやるか、フッ」



カチッ!



横「だが、悪いがこのまま続けるぞ」



パンバンパン―



北「うああっ、あっあっ、横っ、あっは、ああっ」

横「お前の為に!」



ズチャ、ヌポッ!

おっ、俺のためって…どういう‥クッ!

ズゴッ、ズゴッ!



北「ああっ、んやだっ、てあっうっあっ、あっあぁ」



押し寄せて来る快感の波に呑み込まれながら。



北「ううあっ、あっくっ、んあぁーっ」



頭の中に過ぎったのは河合の言葉だった。



河「あいつは、意味もなくそういう事はしない」



俺を抱く理由?それって、いったい何なんで?クッ



河「だったら自分で確かめてみろよ」



だが…



横「イッちまえミツ」

北「うあっ、うああっくくんあぁーっ」

横「うっ、出る…クッ」



そこで意識が飛んでしまい

俺は深い眠りの中へと落ちて行ってしまう。

その腕に包まれたまま―





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