薔薇寮の淫
第9章 動き出した想い
・玉森side
わたの部屋から戻って来てから、何だか宮田の様子がおかしい。
宮「どっ、どうする?思いきって言ってみるか、でも嫌って言われたら立ち直れないし ハァ」
落ちつきなくウロウロ歩き回り。
あげくブツブツ独り言なんか言ってるんだ。
宮「でっ、でも勇気を出し前へ進むことが大事。結果じゃない」
どうしたっていうんだろ?
宮「キタミツだって言ってたじゃん後悔するくらいなら駄目でもぶつけてみる方がいいって」
玉「確かにね、そう言ってたけどそれがどうかした」
宮「うっ、わっ、タマいつの間に」
えっ、さっきから傍にいるじゃん。
だってここは俺の部屋だし
宮「あ…あの‥お腹空いてない?ハハッ」
玉「夕飯、食べたばっかでしょ」
宮「うん、そうだね、ふっ風呂は」
玉「入った」
宮「だっけか?アハッ」
玉「なに?」
宮「えっ」
玉「なんなの?俺になにか言いたい事でもあるわけ」
宮「あ…はい‥いぇ」
玉「どっち?はっきりしてじゃないと嫌いになる」
宮「嫌だ、言うから好きなままでいて」
玉「俺、宮田のこと好きって言ったことあった?」
宮「ない」
玉「じゃどうしてそう言えるわけ」
宮「それは」
玉「んっ?」
宮「してるとき、俺のこと好きなんだなぁーって」
玉「かっ、勝手に思い込まないでったら」
宮「ごめんタマ」
玉「そういうのは言葉で」
宮「えっ?」
玉「だから、その」
あれなんで俺ドキドキしているんだろ?
宮「タマどうして顔を赤くしてるの?」
玉「バカ、してなっ…」
宮田なんかに、クッ!
宮「でも赤っ…さわっ」
玉「ビクッ」
やだ頬を触られたくらいで
宮「眼も潤んでるし」
玉「みっ、宮田」
反応しちゃってる。
宮「もしかして?」
玉「ドキッ」
ほら、また。
特に変わったことがあったわけじゃないのに。
意識してるってこと?何を
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わたの部屋から戻って来てから、何だか宮田の様子がおかしい。
宮「どっ、どうする?思いきって言ってみるか、でも嫌って言われたら立ち直れないし ハァ」
落ちつきなくウロウロ歩き回り。
あげくブツブツ独り言なんか言ってるんだ。
宮「でっ、でも勇気を出し前へ進むことが大事。結果じゃない」
どうしたっていうんだろ?
宮「キタミツだって言ってたじゃん後悔するくらいなら駄目でもぶつけてみる方がいいって」
玉「確かにね、そう言ってたけどそれがどうかした」
宮「うっ、わっ、タマいつの間に」
えっ、さっきから傍にいるじゃん。
だってここは俺の部屋だし
宮「あ…あの‥お腹空いてない?ハハッ」
玉「夕飯、食べたばっかでしょ」
宮「うん、そうだね、ふっ風呂は」
玉「入った」
宮「だっけか?アハッ」
玉「なに?」
宮「えっ」
玉「なんなの?俺になにか言いたい事でもあるわけ」
宮「あ…はい‥いぇ」
玉「どっち?はっきりしてじゃないと嫌いになる」
宮「嫌だ、言うから好きなままでいて」
玉「俺、宮田のこと好きって言ったことあった?」
宮「ない」
玉「じゃどうしてそう言えるわけ」
宮「それは」
玉「んっ?」
宮「してるとき、俺のこと好きなんだなぁーって」
玉「かっ、勝手に思い込まないでったら」
宮「ごめんタマ」
玉「そういうのは言葉で」
宮「えっ?」
玉「だから、その」
あれなんで俺ドキドキしているんだろ?
宮「タマどうして顔を赤くしてるの?」
玉「バカ、してなっ…」
宮田なんかに、クッ!
宮「でも赤っ…さわっ」
玉「ビクッ」
やだ頬を触られたくらいで
宮「眼も潤んでるし」
玉「みっ、宮田」
反応しちゃってる。
宮「もしかして?」
玉「ドキッ」
ほら、また。
特に変わったことがあったわけじゃないのに。
意識してるってこと?何を
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