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薔薇寮の淫

第9章 動き出した想い

・玉森side

宮「あの2人が、してるの見て欲情しっちゃった」

玉「なっ」

宮「激しかったもんなぁ」

玉「みっ、宮田の…クッ」

宮「どうしたの?」

玉「バカあぁーバコン」

宮「うわあっ」

玉「寝る」

宮「タマあぁーっ」

玉「知らない」

宮「怒んないで」

玉「嫌い」

宮「俺は好きだから」

玉「だったら頭ばっかエロいんじゃなくもっと上手くなれよ」

宮「なったら恋人になってくれる」

玉「俺が参っちゃうくらい上達したらな」

宮「ほんと?今の言葉聞き間違いじゃないよね」

玉「えっ」



俺、今なんて言った?



宮「よーし頑張る」

玉「へっ?」

宮「ならさっそく」

玉「なに?」

宮「今まからトライしてもい?ニコッ」

玉「みっ、宮っ…」



グイッ!



玉「ひゃ、あっ、んんっ」



とたん強引にキスされ俺の頭の中はパニックに陥ってしまい。

ドタッ!

どうして、こういう展開になったのか分からなくて。



玉「あっ、宮っ、あっあ」

宮「タマ、凄く可愛い愛してるよ ニコッ」

玉「宮田あぁ、あっ、うっああっ」



こいつは今までにした事がないほど激しく俺を攻めて来るし。



玉「うっ、ダメっ、そんな乱暴に、あっ、しないで、あっいっ」

宮「でもタマ喜んでるし」

玉「違っ、あぁ、んんっ、いっ、やっ、いぃーっ」

宮「じゃあ降参?」

玉「しないしない」

宮「なら、やめる?ニコッ」

玉「やっ、やめちゃ…クッ」

宮「だったら続けてい」

玉「いっ、あっ、いいからあぁ、んあぁーっ、だってもっ、イッちゃいそうなんだもん」

宮「じゃイカせてあげる」

玉「あっあっ、うっあっ、あぁーっ」



数分後―

ふっ、気持ちよさそうに眠っちゃってさ。

俺達は、ミツとガヤを見て何かに触発されてしまったのかもしれない。

その寝顔を見ながら思う。

それが何なのかを知りたくなった。

こいつをこんなにも強気にさせたものが一体なんなのかを…

もう既に分かっている気もするけどね。

だって、わたにはあんな事を言っておきながら俺は。

あれからも宮田には抱かれ続けていたんだから。

こいつだけは拒めなくて。

ミツがガヤに対しそうだったみたいに。





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