薔薇寮の淫
第11章 希望という名の下で
・横尾side
一匹狼排除か…
お前ら、すっかり俺のもとから巣立ってしまったな。
五「どうする気だ?横尾」
横「今更どこかのグループになんて、所属できるわけないだろ フッ」
五「そう言うと思った」
横「五関お前は?」
五「一応、郁人の所へ」
横「そっ」
お前には、ちょうどいいのかもしれない。
五「卒業したら良亮と一緒に暮らすため今から就活をしようと思っている」
頑張れ。
五「横尾は?」
横「んっ、俺か?」
さて家に帰るわけにもいかないし。
五「相変わらず、絶縁状態なんだ?」
横「まぁーな」
五「じゃあさ、独りで生きてく気?」
横「そうなるか、フッ」
すると五関は。
五「これ受け取ってくれ」
横「なに?」
俺に小さな小箱を手渡し。
五「今は、まだ開けるなって北山が」
横「えっ」
ミツだって。
五「横尾へのプレゼントだってよ、ここを出たときに中を見て欲しいらしい」
どういう?
五「あいつのお前への気持ちだと思い持っててやってくれないか、フッ」
数日後―
小山「横尾ちゃん、分かってるよね?」
俺は小山から呼び出される
小山「残るは横尾ちゃんだけだよ、どこにも属してないのは」
横「で、どうなる?」
小山「出て行って貰うしか一匹狼を作らないのも過去を繰り返さない為には必要なこと」
分かってる。
小山「心苦しいけど、横尾ちゃんと五関が望んだ事の結果がこれだから、フッ」
横「出てくよ俺」
小山「いいんだ、それで」
横「もう俺は、ここにいる必要ないし フッ」
小山「そっ、俺にできる事ない?」
横「自分の行き先くらい、自分でなんとかする」
小山「横尾ちゃん」
後悔はしていない。
どっちにしろ全てが終わったら出て行こうと心に決めていた。
・
一匹狼排除か…
お前ら、すっかり俺のもとから巣立ってしまったな。
五「どうする気だ?横尾」
横「今更どこかのグループになんて、所属できるわけないだろ フッ」
五「そう言うと思った」
横「五関お前は?」
五「一応、郁人の所へ」
横「そっ」
お前には、ちょうどいいのかもしれない。
五「卒業したら良亮と一緒に暮らすため今から就活をしようと思っている」
頑張れ。
五「横尾は?」
横「んっ、俺か?」
さて家に帰るわけにもいかないし。
五「相変わらず、絶縁状態なんだ?」
横「まぁーな」
五「じゃあさ、独りで生きてく気?」
横「そうなるか、フッ」
すると五関は。
五「これ受け取ってくれ」
横「なに?」
俺に小さな小箱を手渡し。
五「今は、まだ開けるなって北山が」
横「えっ」
ミツだって。
五「横尾へのプレゼントだってよ、ここを出たときに中を見て欲しいらしい」
どういう?
五「あいつのお前への気持ちだと思い持っててやってくれないか、フッ」
数日後―
小山「横尾ちゃん、分かってるよね?」
俺は小山から呼び出される
小山「残るは横尾ちゃんだけだよ、どこにも属してないのは」
横「で、どうなる?」
小山「出て行って貰うしか一匹狼を作らないのも過去を繰り返さない為には必要なこと」
分かってる。
小山「心苦しいけど、横尾ちゃんと五関が望んだ事の結果がこれだから、フッ」
横「出てくよ俺」
小山「いいんだ、それで」
横「もう俺は、ここにいる必要ないし フッ」
小山「そっ、俺にできる事ない?」
横「自分の行き先くらい、自分でなんとかする」
小山「横尾ちゃん」
後悔はしていない。
どっちにしろ全てが終わったら出て行こうと心に決めていた。
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