
薔薇寮の淫
第2章 狼の群れの中へ
・北山side
独りで寮内を歩いているといろんな奴らがガン見して来る。
ったくウゼったらありゃしない。
あげく声かけて来ようものなら…
宮「はいはい、あっち行ってね」
玉「どこのグループ?単独どっちにしても、手出しはさせないよ」
宮「えっ、俺達?横尾さんとこだけど何か文句ある」
お前ら、なに人の後つけてるんだわ。
玉「だから独り歩きは危ないって言ったろ」
宮「俺たちと一緒にいよ」
北「チッ」
宮「あっ、今ちって言ったねぇタマどういう意味?」
玉「ウザいってことじゃない?クスッ」
宮「なぁーんだ、それならいつも言われてることだから気にしなーい、フッ」
北「はあっ?」
玉「あははっ、宮田らしいや」
ダメだ、こいつら…ハァ!
玉「あれ、もう部屋へ戻っちゃうの?もう少し一緒にいようよ」
うっせぇわ、俺の勝手だろ
宮「仕方がないってタマ、今日 来たばかりで疲れてるのさきっと」
玉「ならしょうがないね、また明日 遊ぼ」
宮「頑張ってボディガードするから安心してていいよ」
誰も頼んじゃいねって。
玉「ねぇ、今度ミツの部屋へ遊びに行ってもいい?」
北「んっ?」
玉「ニコッ」
北「‥‥っ」
やっべ可愛い。
玉「じゃ、そうするぅ」
北「えっ、ちょおい」
行っちまった。
でも悪い気はしない、いや一緒にいると心が和む。
うわっ、ダメじゃん惑わされてるじゃんよ。
バタン!
それから部屋に戻って暫くすると、トッツーが帰って来て。
北「友達が出来た?」
戸「うん河合ってやつと、それから五関に塚ちゃん、あと1人面白いのがいたな」
北「面白い?」
戸「ハッシーっていうんだけどさ、かなり年は下なのに何故だか寮にいるってね」
北「なんで?」
戸「この寮の管理人の息子らしく、よく五関んとこへ遊びに来るんだって」
北「ふーんってかお前そいつらに何か変なことされなかったか?」
戸「変なことって?」
北「いや、その」
確か、横尾のグループ以外で安全なのが。
五関ってやつのグループだとか言ってたよな?
戸「北山?」
なら心配いらないか。
・
独りで寮内を歩いているといろんな奴らがガン見して来る。
ったくウゼったらありゃしない。
あげく声かけて来ようものなら…
宮「はいはい、あっち行ってね」
玉「どこのグループ?単独どっちにしても、手出しはさせないよ」
宮「えっ、俺達?横尾さんとこだけど何か文句ある」
お前ら、なに人の後つけてるんだわ。
玉「だから独り歩きは危ないって言ったろ」
宮「俺たちと一緒にいよ」
北「チッ」
宮「あっ、今ちって言ったねぇタマどういう意味?」
玉「ウザいってことじゃない?クスッ」
宮「なぁーんだ、それならいつも言われてることだから気にしなーい、フッ」
北「はあっ?」
玉「あははっ、宮田らしいや」
ダメだ、こいつら…ハァ!
玉「あれ、もう部屋へ戻っちゃうの?もう少し一緒にいようよ」
うっせぇわ、俺の勝手だろ
宮「仕方がないってタマ、今日 来たばかりで疲れてるのさきっと」
玉「ならしょうがないね、また明日 遊ぼ」
宮「頑張ってボディガードするから安心してていいよ」
誰も頼んじゃいねって。
玉「ねぇ、今度ミツの部屋へ遊びに行ってもいい?」
北「んっ?」
玉「ニコッ」
北「‥‥っ」
やっべ可愛い。
玉「じゃ、そうするぅ」
北「えっ、ちょおい」
行っちまった。
でも悪い気はしない、いや一緒にいると心が和む。
うわっ、ダメじゃん惑わされてるじゃんよ。
バタン!
それから部屋に戻って暫くすると、トッツーが帰って来て。
北「友達が出来た?」
戸「うん河合ってやつと、それから五関に塚ちゃん、あと1人面白いのがいたな」
北「面白い?」
戸「ハッシーっていうんだけどさ、かなり年は下なのに何故だか寮にいるってね」
北「なんで?」
戸「この寮の管理人の息子らしく、よく五関んとこへ遊びに来るんだって」
北「ふーんってかお前そいつらに何か変なことされなかったか?」
戸「変なことって?」
北「いや、その」
確か、横尾のグループ以外で安全なのが。
五関ってやつのグループだとか言ってたよな?
戸「北山?」
なら心配いらないか。
・
