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薔薇寮の淫

第2章 狼の群れの中へ

・北山side

戸「だっ、ダメっ、ああっあぁーっ」



くっそぉ。



管「いいですか、寮内での揉めごと特に喧嘩はどんな理由であれ一切禁止です」



そのとき俺は。

この寮に入るとき管理人から言われた言葉を思い出してしまう。



戸「あっはっ、熱い、あぁトロけ、ちゃう、うああ」



破ったなら即、退学。



戸「うっあっ、あぁーっ、あうっ、そこダメぇ」



部屋に、誰かが忍び込んで来ても騒いではいけない。



戸「あっ、いっ、あぁ」

河「もっと気持ちよくしてやろうか?ニヤッ」



知ってるんだ、何もかも。



戸「どっ、どういう意味」

河「もう言わなくても分かってるんじゃない?クスッ」



中で何が行われているのか



戸「けっ、けど…ハァハァハァ」

河「まっ、嫌って言っても挿れちゃうけどね」



暗黙の了解ってやつだわ。



戸「かっ、河合、それだけは」



それで寮生が問題を起こすことなく大人しくしてくれてるならいいってわけさ。



戸「やめろ、河合、うあっあぁーっ」



とたん物凄い叫び声が部屋中に響き渡り。

ギシッ、ギシッ!



戸「あっあっ、うっ、あっはっ、あっうっ」

河「くぅ、堪らない」



ギシッ、ギシッ!

それと同時に2人が激しく絡んでいることを。

生々しく伝えるかのようにベットのキシむ音が聞こえて来てよ。



戸「うあっ、いっ、ああぁいっ、ああぁ」

河「もう離さないからな、俺らのもんだ」



ギシッ、ギシッ!



戸「あはっ、あっあっあっんあぁ」

河「五関も喜ぶ」



それは布団の中へ潜り込み頭を抱え耳を塞いでも。



戸「やだっ、気持ちいい、ああっ、ダメだ、すげっ、いいよぉーっ」



俺の耳から離れなくて、クッ

聞きたくね、もっ、聞きたくねってば。



河「イクぜトッツー、中へ出してやるから全部しっかり受け止めな」

戸「河合いぃーっ」

河「くっ」



そして転入したその日の夜のうち。

トッツーが堕ちてしまったのは言うまでもない。



戸「…っ、ハァハァハァ」

河「明日の夜は俺らの部屋へ来い、みんなで可愛がってあげるから」

戸「ぅ…コクン」

河「いい子だ ニコッ」



俺の目の前で―





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