薔薇寮の淫
第5章 波立つ波紋
・横尾side
あれから太輔が帰って来ない
千「分かった宏光のところへ行って様子を伺ってくればいいんだろ」
携帯へ掛けても出ないし。
横「さり気なく気づかれないようにな」
健永じゃちょっと不安だが
こいつはネコ専だし、あいつも警戒はしないだろう。
千「OK任しとけって」
宮田とも考えたが奴はこういうことが嫌いだから。
ニ「わったーまさかガヤ」
横「じゃなきゃいいんだけどな」
ニ「もしそうだったら」
横「やりたくはないが攻めるしかないだろ」
ニ「ミツを襲う気?」
横「そんな事をしなくても向こうから俺の所へ抱かれに来させる手はある」
ニ「えっ」
横「あいつにとって太輔が大切な存在なら必ず来る、しかし」
ニ「違ったら」
横「仕方がないが」
ニ「太輔を?」
横「気乗りはしないけどな」
ニ「本気?今まで何があってもしなかったのに」
横「いいかニカ俺達の予想が確かなら2人は自滅する可能性が高い」
ニ「‥‥っ」
横「太輔は今度あんな目に遭ったら壊れてしまうかもしれないし、それはミツにも言える事」
ニ「けど」
横「やるしかないんだ」
ニ「2人の為にって言いたいんだろ、でもわったーはどうなるのさ」
横「んっ?」
ニ「傷ついたりしないの」
横「俺は大丈夫そんな柔には出来てないし」
ニ「‥‥‥」
横「心配すんな」
ギュッ!
ニ「俺はずっと傍にいる」
横「ニカ」
ニ「わったーが寂しいとき必要になったときは、いつでもこの身を捧げる千賀だって同じ気持ちだ」
横「ありがと」
ニ「抱いて」
横「分かった、そうだいいもんがあるちょっと待ってな」
そして俺は例の薬を取りに行ったんだが…
ない、あいつか裕太。
ニ「まだぁ」
横「あぁ、今いく」
なら、それはそれでいいのかもしれない。
横「悪い、なくなってしまってた」
ニ「なんだか分からないけど別にいいよ」
上手く行けば。
あいつがミツを襲うことで俺が考えているような事は
しなくて済むようになるのかもしれないし。
横「じゃあ運動を始めるとするか」
ニ「めっちゃ激しくお願いしまーす」
横「了解、クスッ」
いやそうなるよう願う自分がいた。
俺は太輔だけは傷つけたくなかったから。
・
あれから太輔が帰って来ない
千「分かった宏光のところへ行って様子を伺ってくればいいんだろ」
携帯へ掛けても出ないし。
横「さり気なく気づかれないようにな」
健永じゃちょっと不安だが
こいつはネコ専だし、あいつも警戒はしないだろう。
千「OK任しとけって」
宮田とも考えたが奴はこういうことが嫌いだから。
ニ「わったーまさかガヤ」
横「じゃなきゃいいんだけどな」
ニ「もしそうだったら」
横「やりたくはないが攻めるしかないだろ」
ニ「ミツを襲う気?」
横「そんな事をしなくても向こうから俺の所へ抱かれに来させる手はある」
ニ「えっ」
横「あいつにとって太輔が大切な存在なら必ず来る、しかし」
ニ「違ったら」
横「仕方がないが」
ニ「太輔を?」
横「気乗りはしないけどな」
ニ「本気?今まで何があってもしなかったのに」
横「いいかニカ俺達の予想が確かなら2人は自滅する可能性が高い」
ニ「‥‥っ」
横「太輔は今度あんな目に遭ったら壊れてしまうかもしれないし、それはミツにも言える事」
ニ「けど」
横「やるしかないんだ」
ニ「2人の為にって言いたいんだろ、でもわったーはどうなるのさ」
横「んっ?」
ニ「傷ついたりしないの」
横「俺は大丈夫そんな柔には出来てないし」
ニ「‥‥‥」
横「心配すんな」
ギュッ!
ニ「俺はずっと傍にいる」
横「ニカ」
ニ「わったーが寂しいとき必要になったときは、いつでもこの身を捧げる千賀だって同じ気持ちだ」
横「ありがと」
ニ「抱いて」
横「分かった、そうだいいもんがあるちょっと待ってな」
そして俺は例の薬を取りに行ったんだが…
ない、あいつか裕太。
ニ「まだぁ」
横「あぁ、今いく」
なら、それはそれでいいのかもしれない。
横「悪い、なくなってしまってた」
ニ「なんだか分からないけど別にいいよ」
上手く行けば。
あいつがミツを襲うことで俺が考えているような事は
しなくて済むようになるのかもしれないし。
横「じゃあ運動を始めるとするか」
ニ「めっちゃ激しくお願いしまーす」
横「了解、クスッ」
いやそうなるよう願う自分がいた。
俺は太輔だけは傷つけたくなかったから。
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