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薔薇寮の淫

第6章 仕掛けられたら罠

・藤ヶ谷side

翌朝―



河「まだあいつら寝てるのか?よく寝るなぁ」

戸「河合2人の分も御飯、持って来てあげたんだ」

河「そっ、俺って優しいだろ ニコッ」

戸「そうだね フフッ」



こいつらの、賑やかな声で目を覚ます。



河「じゃ、俺達はとっとと食べて五関んとこへ行こうぜ」

戸「うん」



だが、このとき俺はとんでもないことに気づく。



北「くっ…藤ヶ谷‥おめ」



それは後から目を覚ました北山も同じ。



藤「あはっ、悪い」

北「じゃねぇだろ早く抜け」

藤「ぁ…‥」



そうは言われても郁人たちが出掛けないと無理だって



北「朝っぱらから硬くなってるんじゃねぇよ!クッ」



だって仕方ないじゃん朝立ちなんだから、お前だってなるだろ?ハハッ



北「くっ、このエロガヤ、やっぱ好きくねぇわ」



そう、俺は北山の中へ自分のを挿し込んだまま抜かずに寝てしまい。

言わずと知れた朝立ちにより勃起してしまったというわけ。



河「よっしゃあ、腹も満腹になったことだし出掛けるとするか」



前振りはいいから早く行け



河「にっ」



が、ドアを開けた瞬間ふり向いた郁人は俺の方へ意味深な笑みを浮かべ。

もしかして、気づいてた?

バタン!

うわっ、絶対にあとで何か言われるに決まってる。

はぁ…

こうして今日も一日が始まろうとしていた。

このまま無事、何事も起こらないことを願いつつ。





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