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薔薇寮の淫

第6章 仕掛けられたら罠

・横尾side

大したやつだミツ。

そんな状態の中でこいつの暴走を止めてしまうだなんてよ。



玉「だから俺、もうわたとは」

横「しないってか?フッ」

玉「ここでは許されない事かもしれないけど」

横「ふっ、別に構わないさそれでも俺が手を付けてしまった奴に変わりはないから周りの連中は手出しできないだろうし」



たがその結果、例のことをしなければならなくなってしまった。

皮肉としか言いようがない



玉「じゃ帰るね ニコッ」

横「あぁ」



それに、俺は裕太みたいに甘くはない。

さぁ、どうするミツ?フッ

そして裕太がいなくなるとさっそく行動を起こすことにする。

まずメールして太輔を呼び出すことから始め。


To:太輔

件名:話しがある…

お前いつまでそうしている気だ?このままじゃらちがあかないだろう。

一度話しをしに戻って来い


送信―

するとすぐさま返事が返って来る。


From:太輔

件名:悪いけど…

その手には乗らない、また俺を呼び出してニカにでも襲わせるつもりだろ?俺は北山から離れるつもりはない。


なるほど、フッ!


To:太輔

件名:そうじゃない…

俺はお前と直に話しがしたいんだミツのことが心配ならそっちへ宮田を行かせるあいつなら安心だろ?


送信―


From:太輔

件名:信じていいのか?

本当に俺がいない間あいつには何もしないと。


ふっ、今はな…が。


To:太輔

件名:お前次第だ…

それについて話しがしたい俺からの条件を飲めば今後も手を出すのはやめてもいいがどうする?


送信―

さてどう返事が来る、おっ来た来たどれどれ…


From:太輔

件名:分かった…

けど、宮田だけじゃ心配だトッツーをこっちへ戻してくれ。それから健永とニカ

タマも俺達の部屋へ来させるのならそっちへ行っても構わない。


そう来たか、フッ!


To:太輔

件名:いいだろ

なら言う通りにしてやる、宮田とトッツーがそっちへ行きニカと健永それに裕太がこっちへ来たら来い待ってるから。


送信―





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