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恋して、Love.

第2章 バイトの先輩





「家まで送るよ」

「あ、いつも ありがとうございます」


黒木さんと一緒に裏口を出る。



よし、今聞こ。


「あの、黒木さ――」


「東雲」


(え…)

この声………、朝倉くん?



声のした方を見ると、私の好きな朝倉くんが居た。


「え、なん……え?」


今、名前呼ばれたよね?
しかも、なんでここに……?


「ちょっとい?」


「えっと…」


チラッと黒木さんを見ると「待ってるから行っていいよ」と目から伝わった。


頷き、「うん」と朝倉くんと少し離れた所に行く。


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