テキストサイズ

栖桜兄弟の未来設計

第4章 思った通りだ

樹以外の人の中に自身を入れるのは初めてで、少し戸惑いはあったけれど、ローションを渡されて、迷いは一気に吹き飛んだ。

ローションを指に絡ませ、琉生の後ろの孔へと指を滑り込ませる。
すんなりと指を受け入れるそこは、何度か使ったことがあるように思えた。
前立腺を探し中を探るように指を動かし、ここかと思う場所を強く擦った。


「あぁっ…そこ……んあっ……」


「ここか…声、抑えたほうがいいんじゃないの?」


指を徐々に増やし、解れたことがわかると、指を引き抜いた。
突然体内に誰かのモノが入っていく感覚がある。
それはさっきまで自分が受け入れていたものと変わらなく感じた。
樹は徹弥とお楽しみ中か。
相手が徹弥ならば何も文句はない。

俺も自身を琉生の中へと入れていく。
奥まで入れて、ゆっくりと腰を動かす。
琉生の前立腺を集中して刺激していく。


「はぁっ…やぁっ…あぁっ……」

「ここイイよね。」


俺は自分の奥を突かれる感覚と、自分のペニスへの2重の快感を堪能した。
樹が絶頂を迎えるだろう感覚があり、俺は腰を動かすスピードを上げる。


「やぁっ…あぁっ…イク、イクっ…」


樹の絶頂に合わせ、琉生の奥を強く突くと、琉生の奥深くに熱を放った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ