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栖桜兄弟の未来設計

第4章 思った通りだ

そのまま軽く口づけると、樹から徹弥のモノが抜かれていく感覚があった。
終わったか、と安心したのは僅かな時間だった。
琉生とまだ繋がったままの俺のペニスを琉生が締め付けてくる。


「あぁっ…ダメ……徹弥、今、するなよ……あぁっ…」


自分のペニスが何かに包まれる感覚に、樹が徹弥を抱いているのだとわかった。
同時に、今の琉生の発言は、俺たちと同じ、つまりは琉生と徹弥の間にも感覚共有というものがあることを証明していた。

聞くのは後だと思い、樹の感覚に合わせ、俺も再度腰を動かしていく。


「やぁっ…ダメっ……あぁっ…」

「徹弥もどこかで犯られてんの?感じるんでしょ?相手誰だろうね。」


少し青ざめた琉生は、それでも快感には抗えないらしく、ひたすら前立腺に刺激を与える俺を求めてきた。
面白いの見つけた。
帰ったら樹と話そう。
この様子だと他に知られたくないみたいだしね。


「あぁっ…んぁっ……もぅ……あぁぁ…」

「…っく…」


樹も一緒に果てたことを感じた。
琉生の中から引き抜くと、樹も同時だったのか自分のペニスを包む感覚は何もなくなった。


「琉生と徹弥って…」

「はぁ……話すよ。でも、4人一緒の時にして。今聞いたこと、うちら4人以外に言わないで。」

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