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栖桜兄弟の未来設計

第4章 思った通りだ

お、やっと俺が知りたい部分が出て来た。
目の前で軽くキスをする琉生と徹弥は照れたように頬を赤らめていた。
なんか初心な感じがする。
あれ?
でも2人は思いあってるのになぜ俺らに手を出してきた?


「それから少しずつだけど琉生を抱いてると自分にも伝わってくるようになった。」

「俺も同じ。徹弥が感じるものが俺にも伝わるようになったんだ。」


俺らっていつからだったかな。
記憶ないんだよなぁ。
気付けば樹の感じるものを俺も感じるようになってた。
そういえば、鮮明に感じ取れるようになったのはセックスし始めてからかもしれない。
最初なんて快感が2重にくるから回数出来なかったもんなぁ。


「なんで俺たちとセックスしようと思ったの?」

「他の双子にも俺たちみたいなのあるのかなって思っただけ。俺たちだけみたいだけど。」


俺は樹を顔を見合わせた。
全く気付いてないね。
回数こなしている俺たちのが隠すのは上手かったってことかな。


「ふーん。ねぇ、2人でやってよ。見てみたいな。」


俺が言うと、照れながらも2人は互いの服を脱がせてキスをし始めた。
ノリノリだね。
今回は見学していたいな。
樹も興味があるらしく、2人を眺めているし。

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