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ねぇってば

第3章 必ず



その日はすぐにやってきた

俺がマッチさんの家を訪れて2週間が経った日



いつものようにメンバーとの仕事を終え
たわいない話をしながら廊下を歩いている時だった



向こうの方から女の子が歩いてきた
ギターを背負って帽子を深くかぶっていた

俺は何も気にせず話を聞いていたけど
ニノが耳元で「あれ、しゅうかちゃんじゃないですか?」

って言っていた時は驚いた




俺は思い切って少し距離のあるところにいる子目がけて

「しゅうかちゃん!」

と叫んだ



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