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ねぇってば

第5章 どうして


途端、パタンとゲームをたたむ音が聞こえて
俺はしゅうかちゃんを見た



「なんで嫌じゃないですか?」


「え?」




いきなりの問に間抜けな声を出してしまった



「いや、何でもないです、」




「…あの、好きな食べ物なんですか?」


「オムライスです」



「あ、じゃあ洋食屋さん、予約しま「らいの」

「?」

「らいの家じゃダメですか?」





「しゅうかちゃんの家…行って、いいんですか?」







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