ご主人様は突然に
第6章 家事手伝い、スタート
「んっ!!」
痛みに目を見開くと
カオルが突起からくちびるを離す
「……仕返し。
でも痛いことはもうしない。
今から死ぬほど気持ちよくしてやる」
舌なめずりしながら
私を見下ろすカオルが
恐ろしく色香をまとっていて
逃げたくなる。
「あ……私っ、トイレ……」
上半身を起こして
ソファーから逃げようとすると
足首を掴まれてしまった。
上半身はソファーへ元通り
足首にキスしてカオルが鼻で笑う。
¨逃がさねぇよ¨
言葉にしないけど
そう言われてるようだ。
……ですよね。
私の考えなんてお見通しだ。
なぜか昔から
カオルに嘘は通用しない。
ふくらはぎ、太ももとキスしながら
カオルのくちびるが
徐々に秘部へ近づいていく
「あっ………」
ショーツ横の肌に熱い息がかかり
これからの行為を想像して鼓動が速まる。
私―――
カオルの手がショーツにかかり
太もも、ふくらはぎ、足先まで
するすると過ぎていき
フローリングの床に落ちた音がした
グイッと足を広げられて
とうとう秘部が丸見えになる
「―――ふ……いい感じ」
いい感じ、とか言うなー!
自分でも脱がされる前から
ショーツが湿ってるのに気づいていた。
恥ずかし過ぎる……
下腹部の方を見れずに
天井に視線をさまよわせていると
私の一番敏感なところを舐められて
「んあっ……!!」
声なんか我慢できずに
ビクンッと身体を跳ねさせた。
ほんの少し舐められただけなのに……
1年も触られないと
こんなにも敏感になるのだろうか。
「少し舐めただけなのに。
続けたらお前……どうなるかな?」
カオルがにやりと笑う。
「やだ………あっ……」
花びらの間から溢れてきた
愛液を指ですくい
蕾やその周りを十分に濡らしてから
優しく撫で回される。
トントンと蕾をノックされて
指の動きに合わせて腰が浮いた。
「やだって言って、腰浮いてるけど?
気持ちいいの?エロマナカ」
「エロ言うなっ……」
腰が浮いたのは事実で
そう返すので精一杯だった。
どうしよう……
気持ちよくて拒めない。