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ご主人様は突然に

第6章 家事手伝い、スタート




「気持ちよくねぇなら……
当然、イッたりしねぇよな?」



トントンしたり撫で回したり

蕾への愛撫を止めずに

カオルは首を傾ける。



「えっ?……んっ……だったら……
あっ……なに……?」


「これから5分間―――
イクのを我慢できたら帰ってよし。
我慢できなかったら罰を与える」


「罰……?」


「なにかは我慢できなかった時の
お楽しみ。我慢できるか?」



蕾に刺激されて快感はあるけど

私は実はイキにくい体質で

初めてを経験してから現在までで

イクということを経験したのは

ほんの数回だ。



いくらカオルが女タラシでも

AV男優じゃあるまいし

閉鎖的な私の身体を

そんな簡単にイカせられるわけがない。



「本当に……ん……
我慢できたら、帰っていいの?」


「ああ。今日は掃除とか済んでるし
他にヤルこともねぇし帰っていい」


「じゃ……我慢……んっ……する……」


「よし。じゃ我慢くらべスタート!」



言い終えるとすぐカオルは

私の花びらを指で左右に開いた



尿道や膣口が丸見えになった状態で

舌先でツンツンと尿道をつつかれる。



今まで尿意なんてなかったのに

尿道を刺激されるとなんだか

本当にトイレに行きたくなってきた。



「あっ……ねぇ……
トイレ行きたいから……んっ……
一度止めてくれない?」



尿道辺りをペロペロと舐めながら

カオルが少し顔を上げる



「だめ。我慢して」


「えっなんで!」


「トイレ行ったら、ここ、拭くだろ。
こんなに濡れ濡れなのに……
拭いたらもったいない」



冗談……ではないようだ。

そんなこと真顔で言われても

反応に困るんですけど。



というか!



「いや……、漏らしたらどうすんの?
ここでお漏らしされたら
カオルだって困るでしょ!?」



必死の形相でカオルの手首を掴むと

少し考えて、カオルは首を振った



「いや、別に。
ソファーカバーは洗えるから
心配しなくていい」



……はい?

心配しなくていいって、なにが!



お漏らししてもいいってこと?!

頭イカれちゃったの?



ああ、先にカオルが

(頭が)イッちゃったのか~



……じゃないから!!

大人としてお漏らしは避けたい

切実に。


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