ご主人様は突然に
第6章 家事手伝い、スタート
「カオル!ねぇっ、カオルってば!」
ジタバタする私を睨みながら
カオルが舌の動きを止める
「はぁ。5分くらい我慢しろよ。
いや……、あと4分20秒だな」
どこからともなく取り出した
携帯を見てから私に差し出す
画面にはタイマー機能が映されていて
カオルの言うとおり残り4分弱と
表示されていた。
ていうか
いつの間に携帯を操作してたの!?
尿意も一瞬、引っ込むほどの驚き
ズボンのポケットに入れてたにしても
愛撫しながらよく操作できたな、おい。
気になるけど
今は神業的な操作うんぬんより
尿意問題を優先せねば
私の沽券に関わる話になってしまう!
「トイレ行くなら時間は10分に延長」
「えっ!」
「さっきも言っただろ?
拭いたら意味ねぇんだよ。
トイレ行ってもいいけど
戻ってきたらグチャグチャに
濡らして―――」
「わ、分かった!
トイレは我慢するから!」
「我慢するんだな?
……じゃ俺の邪魔した分を延長して
5分からやり直しな」
携帯を操作しながら
サラッと言われたことに
反応してバッとカオルを見ると
「なにか、文句でも?」
なぜか爽やかに微笑んできた。
いやぁ……
言葉と表情が合ってないっす……
笑顔見せとけば
なんでも許されると思うなよ!
そう思いながらも
なんだかんだカオルに弱い私は
「……ナンデモナイデス……」
ため息とともに、片言でつぶやく。
カオルは口角を上げて満足げに笑うと
なんの前触れもなく―――
膣口に舌先を侵入させた。
「ひゃっ!……あ……ああっ……」
ザラザラとした舌先が出し入れされ
気持ちよさに膣口が震えた。
次第に舌の根元まで侵入してきて
内壁を擦り上げるカオルの舌を
私の膣口は愛しげに包み込む。
「んっ……うぅ……」
舌の動きに合わせるように
愛液が溢れ流れ
ツーとお尻のほうに伝っていく。
「やっ……あ……それっ……」
完全に快感に酔いしれる手前で
カオルは膣内から舌を抜いて
膣口から、尿道、そして蕾へと
舌全体を使って丁寧に舐め上げた。