籠の中の天使
第1章 イジメ
もう嫌、やめて
その言葉は言葉にならず、喘ぎ声として出された
パンパンッ
奥まで入ってはすぐに抜けを繰り返す彼のモノ
嫌なのになんでこんなに感じてしまうの?
心も身体もグチャグチャで今目に映る彼さえも見たくないと顔を背ける。
「おい、顔を背けるな」
低い声でそう言う彼にびくりと震えながらもわたしは彼を見なかった。するといきなり髪を掴まれて無理矢理顔を前に向けさせられた
「現実から目を逸らすな。ホラ、お前は俺に犯されているんだ」
嫌だそんなの思い知りたくない
悔しくて涙が溢れる
わたしの中に彼のモノが奥深くまで入っているのが涙でかすむ視界の先に見えた