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「翔ちゃ…待って」

「待たない」

熱い体を更に熱くしたくて、首筋から鎖骨を舐め上げる。

さっき、反応を見せた鎖骨辺りに舌を這わせると

「んん…っ」

俺の肩に置かれた智の指にギュッと力が籠る。

脇腹を優しく撫でながら、小さな胸の突起を指が目指す。

探り当てて、軽く引っ掻いた瞬間

「ひぁ…っ」

…智が濡れた声を上げた。

執拗に、そこを指で弄びながら

片方に唇を寄せると

「ダメ…っ翔ちゃんやめて…」

身を捩って愛撫から逃れようとする。

もちろんそれを許すはずはなくて

智の腰を押さえ付けて劣情を高めていった。

「翔ちゃ…翔…」

うわ言のように、俺の名前を呼び続ける智の中心が
俺の腿に触れる。

胸を愛撫していた手を離して、ゆっくり体を辿ると

勃ちあがったそこの先端を撫でる。

「ああっ…！」

既に先走りで濡れていたそこは、直接触れられて更に熱くなった。

「智…もう、こんなになってる」

「言わないでよ…っ」

「すっかり固くなってるよ…？」

わざと煽るように囁くと、智は力の入らない腕で俺を叩いた。

「やだ…っ」

智の拒否の言葉は無視して、中心を扱いていく。

びくびくと震える智が可愛くてたまらない。

喘ぐ智の唇に、また自分のそれを重ねてから

「…気持ち良くなって？」

俺は体を下にずり下げた。

何の戸惑いもなく、雫を溢れさせるそこを口に含む。

「な…っんあ…！」

いきなりの強い快感に、智は背中を仰け反らせた。

「やめ…っ翔ちゃ…離して！」

必死に俺の髪を掴むけど

全然力入ってないよ。