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君がいるから

第4章 君と迎える朝

…見つけた。

執拗にそこを刺激すると

智の体は面白いように何度も跳ねる。

「あっ…く…」

決定的な快感を与えていないはずの自身が、2度目の熱を放った。

はあはあと、まともな呼吸もできない智が

ぐったりとシーツに身を沈める。

投げ出された足を抱えると

一気に智の中に押し入った。

「んああ…っ!翔ちゃ…!」

千切られそうな位にしめつけられて

俺の顔が歪む。

あっという間に、持っていかれそうで

浅く息を吐いて何とかそれに耐えた。

これ以上ないくらい

智の中はキツくて、気持ち良くて


…気が付くと、夢中で腰を動かしていた。

「翔ちゃん…っ」

「ごめ…っイキそ…!」

「俺も…っまたイッちゃ…」

智を導くように扱く手を早める。

「はぁ…さと…!!」

思いきり腰を打ちつけて、智の中に熱をぶちまけると

「あ…あああっ!!」

智もまた、俺の手に自身を解放させた。



荒い息遣いが室内に響く。

「智…大丈夫…?」

「も…悪化したら責任取ってよ!」

熱のせいで食欲はおろか体力もない時にイタシテしまった事に、今更ながら後悔

…しても、もう遅くて。

「ごめん…」

「バカ!…殺す気か…っ」

完全に智は怒っている。

「智が敏感だから…つい」

ボスっと枕が頭にぶつかった。

「もう、翔ちゃんなんか知らない!」

「責任持って看病するから…」


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