
君がいるから
第5章 休日
「これ、みんな洗濯しちゃうからね?…ほかには、洗うものある?」
俺の言葉を無視して、作業続行。
「翔ちゃん聞いてる?」
少しイラッとして、洗濯機に向かう翔ちゃんの後にくっついて行きながら、つい声を荒げた。
尚も、黙々と洗剤を入れたりセットしたり…
開始のスイッチを入れたところで
ようやく翔ちゃんが俺を見る。
「聞こえてるよ」
「行くからね、俺」
翔ちゃんはハアーっとため息。
「その話は後で聞くから…風呂入っておいで。沸かしてあるから」
俺は何も言えないまま
翔ちゃんに風呂場に連行された。
しばらく入ってないから
念入りに体を洗う。
髪の毛も、何だか気になって2回洗った。
たっぷりのお湯に体を委ねると
何とも言えない心地よさが全身に広がっていく。
「ふぁーーーっ」
やっぱ、風呂最高。
それはともかく。
日曜は、絶対に行きたい。
先週は会議があって行けてないからこそ
ぜーったいに行きたい。
しかし
あの頑固な翔ちゃんをどう説得すればいいのか…
飯さえ食えれば、もう大丈夫なのに。
今は、お腹空いて食欲も出てきてるんだから
明日1日ゆっくりすればいいじゃんか…
「うーん…」
考えても、良い案が浮かばなくて
何となく
湯船に頭まで浸かってみた。
温かいお湯に全てが包み込まれると
何だかふわふわして幸せ。
俺の言葉を無視して、作業続行。
「翔ちゃん聞いてる?」
少しイラッとして、洗濯機に向かう翔ちゃんの後にくっついて行きながら、つい声を荒げた。
尚も、黙々と洗剤を入れたりセットしたり…
開始のスイッチを入れたところで
ようやく翔ちゃんが俺を見る。
「聞こえてるよ」
「行くからね、俺」
翔ちゃんはハアーっとため息。
「その話は後で聞くから…風呂入っておいで。沸かしてあるから」
俺は何も言えないまま
翔ちゃんに風呂場に連行された。
しばらく入ってないから
念入りに体を洗う。
髪の毛も、何だか気になって2回洗った。
たっぷりのお湯に体を委ねると
何とも言えない心地よさが全身に広がっていく。
「ふぁーーーっ」
やっぱ、風呂最高。
それはともかく。
日曜は、絶対に行きたい。
先週は会議があって行けてないからこそ
ぜーったいに行きたい。
しかし
あの頑固な翔ちゃんをどう説得すればいいのか…
飯さえ食えれば、もう大丈夫なのに。
今は、お腹空いて食欲も出てきてるんだから
明日1日ゆっくりすればいいじゃんか…
「うーん…」
考えても、良い案が浮かばなくて
何となく
湯船に頭まで浸かってみた。
温かいお湯に全てが包み込まれると
何だかふわふわして幸せ。
