
君がいるから
第5章 休日
何かもう
目茶苦茶可愛いぞ?
俺だって
本当なら帰りたくないし
なんなら智とずっと一緒にいたい。
週末しか会わないのは
物足りないんだ。
「ねえ、智?」
手を重ね合わせたまま、智の顔を覗きこむ。
「俺のアパート、2月が更新なんだ」
ハテナマークを浮かべた智が顔を上げた。
「だからさ」
ちょっと早いかなとも思ったけど、いいよね
「2月になったら、一緒に暮らそ?」
智の目が、思いきり見開く。
「マジで?」
「智がいいなら」
俺の言葉に、みるみる笑顔に変わって
…もしかして、感動して泣いちゃう?
なんて考えてたら
「やった!!これで朝、確実に起きれる!」
「は?」
予想が遥か斜め上に向いた。
「翔ちゃん、料理以外は完璧だしね」
智のさっきまでの赤い顔は何だったんだ。
…思わずポカンとしてしまう。
あれ?
ここは甘くキスとか…そう言う展開じゃねえの?
きっと今の俺は
相当の間抜け面をしていると思う。
「ねぇ翔ちゃん」
智がにんまりと笑った。
「翔ちゃんだから、一緒に暮らすの嬉しいんだよ」
俺の聞きたかった言葉。
智の赤くなった耳が「これが本音だ」と語っている。
何だか俺も、少し恥ずかしくなって
「アリガトウゴザイマス」
…つい、片言の返事をしてしまった。
目茶苦茶可愛いぞ?
俺だって
本当なら帰りたくないし
なんなら智とずっと一緒にいたい。
週末しか会わないのは
物足りないんだ。
「ねえ、智?」
手を重ね合わせたまま、智の顔を覗きこむ。
「俺のアパート、2月が更新なんだ」
ハテナマークを浮かべた智が顔を上げた。
「だからさ」
ちょっと早いかなとも思ったけど、いいよね
「2月になったら、一緒に暮らそ?」
智の目が、思いきり見開く。
「マジで?」
「智がいいなら」
俺の言葉に、みるみる笑顔に変わって
…もしかして、感動して泣いちゃう?
なんて考えてたら
「やった!!これで朝、確実に起きれる!」
「は?」
予想が遥か斜め上に向いた。
「翔ちゃん、料理以外は完璧だしね」
智のさっきまでの赤い顔は何だったんだ。
…思わずポカンとしてしまう。
あれ?
ここは甘くキスとか…そう言う展開じゃねえの?
きっと今の俺は
相当の間抜け面をしていると思う。
「ねぇ翔ちゃん」
智がにんまりと笑った。
「翔ちゃんだから、一緒に暮らすの嬉しいんだよ」
俺の聞きたかった言葉。
智の赤くなった耳が「これが本音だ」と語っている。
何だか俺も、少し恥ずかしくなって
「アリガトウゴザイマス」
…つい、片言の返事をしてしまった。
