君がいるから
第6章 一緒に暮らそう
まあ、別にはぐらかすつもりもないから
「…智とだよ」
さっさと質問に答えてやる。
「ああ、なんだ大…」
二宮は
そう言いかけて
「えええええええええっ!!」
いきなり大声を出した。
「バカ!うるさい」
「あ、すいません」
二宮は周りに軽く会釈してから
俺をじっと見つめた。
「なんで大野さん…?あ、ルームシェア?」
…まだ分からないか?
いや、さっきの反応は違うな。
感づいてるはずだ。
「シェアとは違うな。同居…ってか同棲?」
智は恋人なんだ。
同居よりはやっぱり同棲のがしっくりくる。
「櫻井さん、ホモだったんですか」
「それは違う」
「だって大野さん、立派な男でしょ」
「…おまえだって雅紀とくっついただろうが」
二宮が赤くなった。
「あれは…男だからとかじゃなくて、人として好きと言うか…」
言いながらすげー照れてる。
あの毛嫌いはどこに消えたんだ。
「おまえと一緒だよ。…智だから、好きなんだ」
「…ってかいつから?」
気になるのはそこか。
「片想いは10年以上」
「すげー執着心…」
「何だとコラ」
二宮の額を小突いてやった。
「…智とだよ」
さっさと質問に答えてやる。
「ああ、なんだ大…」
二宮は
そう言いかけて
「えええええええええっ!!」
いきなり大声を出した。
「バカ!うるさい」
「あ、すいません」
二宮は周りに軽く会釈してから
俺をじっと見つめた。
「なんで大野さん…?あ、ルームシェア?」
…まだ分からないか?
いや、さっきの反応は違うな。
感づいてるはずだ。
「シェアとは違うな。同居…ってか同棲?」
智は恋人なんだ。
同居よりはやっぱり同棲のがしっくりくる。
「櫻井さん、ホモだったんですか」
「それは違う」
「だって大野さん、立派な男でしょ」
「…おまえだって雅紀とくっついただろうが」
二宮が赤くなった。
「あれは…男だからとかじゃなくて、人として好きと言うか…」
言いながらすげー照れてる。
あの毛嫌いはどこに消えたんだ。
「おまえと一緒だよ。…智だから、好きなんだ」
「…ってかいつから?」
気になるのはそこか。
「片想いは10年以上」
「すげー執着心…」
「何だとコラ」
二宮の額を小突いてやった。