君がいるから
第6章 一緒に暮らそう
「いまから?」
「うん。ちょうど物件の近くにいるんだって。すぐ案内できるみたい」
電話の内容を伝えると
智は徐に立ち上がった。
「分かった。行こ」
お互い、さっきコンビニに行ってきたから
支度の必要がなかった。
智が先に玄関に向かう。
俺も、それに続いて靴を履いた。
智の方が
何だか俺よりもワクワクしてる気がする。
まあ、今まで色んな物件を検索したけど
1度も智は
俺に勧めて来た事がなかったから
そう考えると
智にとって
この物件は何か惹かれるものがあったのかも。
当然のように
俺が運転して、その場所に向かう。
とりあえずは
車を物件に横付けして構わないと言う話だったから
ナビにきっちりと住所を登録させておいた。
「当たりだといいねぇ」
智は楽しそうな顔をしていた。
「周りの環境も、良く見なきゃダメだよ?」
智の性格からして
物件が気に入ると
周りの環境なんか考えない気がして仕方ない。
だからあえて
確認を込めて釘を刺した。
「あ、それは翔ちゃんに任せる」
智がふにゃっと笑う。
「じゃあ、どちらかが合わなかったら無しね」
「分かってます」
「うん。ちょうど物件の近くにいるんだって。すぐ案内できるみたい」
電話の内容を伝えると
智は徐に立ち上がった。
「分かった。行こ」
お互い、さっきコンビニに行ってきたから
支度の必要がなかった。
智が先に玄関に向かう。
俺も、それに続いて靴を履いた。
智の方が
何だか俺よりもワクワクしてる気がする。
まあ、今まで色んな物件を検索したけど
1度も智は
俺に勧めて来た事がなかったから
そう考えると
智にとって
この物件は何か惹かれるものがあったのかも。
当然のように
俺が運転して、その場所に向かう。
とりあえずは
車を物件に横付けして構わないと言う話だったから
ナビにきっちりと住所を登録させておいた。
「当たりだといいねぇ」
智は楽しそうな顔をしていた。
「周りの環境も、良く見なきゃダメだよ?」
智の性格からして
物件が気に入ると
周りの環境なんか考えない気がして仕方ない。
だからあえて
確認を込めて釘を刺した。
「あ、それは翔ちゃんに任せる」
智がふにゃっと笑う。
「じゃあ、どちらかが合わなかったら無しね」
「分かってます」